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ストレスに要注意!
こんにちは。理学療法士の植田です。
コロナウイルスの感染拡大により1月より一部地域に緊急事態宣言が行われ、鳥取県内においても連日陽性者が確認されています。
緊迫した社会情勢の中、感染予防の対応、外出や宴会の自粛などで、私自身も含めてストレスが溜まってきていると感じられる方も多いと思います。
そこで今回は、ストレスへの対処方法である、ストレスコーピングについて紹介していきます。
そもそもストレスというのは、外部からの刺激などよって体の内部に生じる反応のことをいいます。また、その原因となる外的刺激(ストレッサー)も含めてストレスと呼ばれています。
ストレスコーピングとは、ストレッサーにうまく対処しようとすることであり、①問題焦点コーピングと②情動焦点コーピングの2つに分けられます。
①問題焦点コーピング
問題焦点コーピングとは、ストレッサー自体に働きかけ、問題を解決しようという考え方です。
例えば、対人関係がストレッサーである場合、相手の人に直接働きかけて問題を解決するような対処のことを指します。
②情動焦点コーピング
情動焦点コーピングとは、ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、それに対する自らの考え方や感じ方を変えようとすることをいいます。
例えば、対人関係がストレッサーである場合、それに対する自分の考え方や感じ方を変えるような対処を行います。
ストレッサーそのものが対処によって変化可能な場合は①を用い、ストレッサーが対処によっても変化可能でない場合は②を用いると良いと考えられているそうです。
どちらのコーピングを用いるにしても、まずは自分の内面と向き合って、今自分が感じているストレスの原因を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私の場合は、昨年末に結婚したのに新婚旅行に行くことができないストレスのコーピングとして、自宅で快適に過ごすことができるソファーを買いました。この場合はどちらかというと情動焦点コーピングになるのでしょうか…?
以上、お読み頂きありがとうございました。
(参照)厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット